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                                 | 
                                 | 
                                 | 
                               
                                 | 
                                            利尿(花) 汗も(葉を浴槽に入れる)鎮痙剤(実の核にある仁) | 
                                             | 
                               
                                 | 
                                 | 
                                 | 
                               
                            
                                         
                             | 
                           
                              | 
                           
                            
                            
                              
                                
                                            
                                  
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                                                 桃は中国原産だが、日本では弥生時代前期の唐子・鍵遺跡(奈良県)や、弥生時代後期の登呂遺跡(静岡県)から栽培されていた桃核(種子)が多く出土していて、相当古くから食用にされていたようである。だが、現在のように大きくておいしい果実が作り出されるようになったのは明治30年代以降である。それまでは果皮の産毛が多い、果肉がかたくて、直径が3〜5センチに満たない小さなものであった。 
                                                 万葉集で、桃を詠んだ歌の中に毛桃を詠んだ歌が3首あるが、これも今の白桃や水蜜桃のような立派な果実ではなく、毛がいっぱい生えた醜い形のものであった可能性が高い。 | 
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                             九月になって、姫宮が桃園の邸(父の邸)に移られたことを源氏の君はお聞きになって、叔母の女五の宮がそこにいらっしゃるので、その方のお見舞いを口実にして訪問なさる。故桐壺院がこの妹の女五の宮たちをとりわけ大切に思っていらっしゃったので、源氏の君は今でも引き続いて叔母たちと親しく付き合っていらっしゃるようである。                                       | 
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                            [朝顔] | 
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                            三澤憲治訳『真訳 源氏物語』から抜粋 | 
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                         | 
                       
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                             | 
                            大和の 室生の毛桃 本繁く 言ひてしものを 成らずは止まじ  
                                    (大和の 室生の毛桃の 木が繁っているように 何度も声をかけたのだから 実らな いはずはないだろう) 
                                 | 
                             | 
                           
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                                読人しらず(巻十一―二八三四)  | 
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                                 | 
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                                 | 
                               
                                 | 
                                春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子  
                                    (春の園の 紅色に咲いている 桃の花の 下まで輝く道に たたずむ少女) | 
                                 | 
                               
                                 | 
                                 大伴家持(巻十九―四一三九) | 
                                 | 
                               
                                 | 
                                 | 
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